明治150周年記念式典 本校2年 森さんの決意の言葉

公開日 2018年06月01日(Fri)

5月25日(金)に行われました明治150周年記念式典(鹿児島県主催,県立体育館)で,本校2年生の森 悠里さんが決意の言葉を述べました。その内容を掲載します。

 3年前,13歳の時私は,現代版薩摩スチューデントとして英国に派遣され,150年前,命を懸けて旅立った若者の跡をたどりました。その中で後に,ワイン王となった当時最年少の長沢少年に思いを重ねた私は,その偉業の原点がこの地にあることを感じ,畏敬の念を抱きました。
 帰国した後,自分自身を振り返るとこれまでの幸せな自分の境遇に感謝すると同時に,今まで感じたことのない使命感を覚えました。あれから3年。今,私ははっきりとした夢を持つようになりました。
 Now, I am a high school student. I have a dream to become a doctor. I have a dream to participate in Doctors without Borders to save many lives. I believe this is my way to play an active role in bringing about world peace.
 国禁を犯してまでも行った少年たちから教わったものは,恐れや不安を乗り越える勇気と,逆境にも負けない強い意志と誇りを持つことでした。
 私も,日本人としての誇りを持ち,他の人々を尊重し,お互いに助け合いながら新しい時代を創っていきたいと思います。